福井若狭は天皇の食糧を朝廷に献上した御食国(みけつくに)としての歴史が示しますように、
豊かな海山の自然によってもたらされる食の恩恵を享受してまいりました。
中でもすべての生き物にとって大切な水には縁の深い土地柄です。
およそ1300年前から続いております奈良東大寺のお水取りはよく知られていますが、
実はその香水はここ若狭から送られているものです。
若狭のワカはアイヌ語で水という意味があると云われ、昔から水の豊かな国として知られています。
当園も田んぼも関西一の清流とうたわれます北川水系の潤沢な水資源によりこの土地、風土の恩恵を授かっております。